ななしのぶろぐ

自分の思ったことなどを気の赴くままに書きます。

油そば・まぜそば ロマンに行ってしまう話

 私はよく、油そばまぜそば ロマンに行く。先に言っておくと、これで私の生活圏がばれてしまいかねないことは承知しているが、ややミスリードになっていることと、ばれてもあまり困らないので、大丈夫だろう。

 

 そもそもこれを読んでいる皆さんは油そばと言われて、どんなものかピンとくるのだろうか。Wikipediaの文章をそのまま拝借させてもらうと、

油そば(あぶらそば)は、料理の一種。スープのないラーメンによく似た食べ物で   ある。

どんぶりの底に入ったごま油や、醤油ベースのタレにラー油などの調味料を好みでかけ、麺に絡めて食べる。代表的な具は温泉玉子、刻み海苔メンマチャーシューネギなどである背脂チーズマヨネーズ天かすベビースターラーメンなどを具に入れている店もある。店によっては油そばではなく、「もんじゃそば」、「まぜそば」、「手抜きそば」、「あぶらーめん」などと称することがあり、単純に「汁なしラーメン」ともいわれる

油そば - Wikipedia(2024年6月17日時点)

と書かれている。いや、「手抜きそば」って呼んでるの誰だよ。

 

 さて、よく、と言ってみたものの、どのくらいの頻度かというと具体的には週に1回は行っている、なんなら週に2回ぐらい行っている。完全に常連である。そして絶対に半熟卵油そばのダブルに追い飯を頼む。これを友人に話すと2つの点に対して突っ込まれることが多いのでそれぞれについて書いていく。

 

 まず1つ目は、なぜ油そばにそんなにはまっているのかという点である。これは、この油そばを食べたことがある人にも、ない人にも言われる。これに関して正直に言うと、自分でもわからない。1年半ほど前に、初めて食べたときの感想は美味しいが、1回行けば満足、ぐらいの感じだった。実際に、1回目を食べた後しばらく行くこともなかったのだが、そこから半年ほどたって2回目に行った時も、まぁ普通においしいわな、ぐらいの感覚だった。ただそこからどんどん行く回数が多くなり、気が付くと今のような回数行くようになっていた。ただいま食べても、めちゃくちゃおいしいと感じているわけではない。油そばという食べ物は不思議な食べ物である。

 

 次に2つ目は、なぜ同じメニューばかり頼むのかということである。週に2回も行っているのだから、違うメニューをたのんでみたらいいのに、と本当によく言われる。これに関しては、本当にごもっともである。なにより、油そばと対をなしているまぜそばをまだたべたことがない。まぜそばってうまいのか。気になってはいるが、それでいまいちだったらなぁ、とどうしても思ってしまうし、なによりもあの油そばの味を求めて入店しているので油そばを毎回頼んでいる。なので私はこんな通ぶったことを書いておいて、まぜそば油そばの違いすらしっかりとは把握していない。まだまだ新参者である。

 

 ここまでさんざん油そばについて述べてみたが実は油そばをこのお店以外で食べたことはほとんどない。麒麟寺などの有名なお店が存在していることは知っているが、食べに行きたいとは微塵も思わない。実際に食べたことがあるのは、そのお店と和歌山で1回か2回程食べただけである。つまり、なにが言いたいかといえば、私がはまっているのが油そばなのか、そのお店なのかわからないということである。なので、なぜはまっているのか、そもそも何にはまっているのかすらよくわかっていないのだ。

 

 食べたことがない人は一度近くの店で油そばを食べてみてほしい。多分、1回食べると、あぁこういう味ね、と満足するだろう。それを打破して、2回目3回目、その店に足を踏み入れるようになると、あなたはもう油そばの魅力にとりつかれることだろう。